Gunnar Nylund グンナーニールンド のARL
たぶんグンナーニールンドの50年代の作品の中で最も売れたのがこちらの「ARL」というモデルの水差しです。
一応取手がついてるので水差し扱いになると思いますが、基本的はVaseとして花器の役割で使われています。
グンナーニールンドは1930年代から陶器の道で活躍していますが、特に造形(フォルム )のデザインで卓越した才能を発揮した人物だと個人的には思っています。
個人的にも世の中的にも彼の最高傑作がARLではなかろうかと思います。
いま手元にあるのはそんなに多くありませんが、見たことあるカラーとしてはよくあるカラーを順に並べると、茶、青、黒、白、黄色、緑、水色…あとは変な色とバリエーション豊かなVaseです。
直感で好きな色を選んで頂いてもいいですし、インテリアに合わせて選んで頂いても素敵です。
このように背景がダークな色合いだと色や黄色はとても映えます。
なので実はオススメの色などはないのですが、インテリア合わせて飾っていただくのであれば、茶系は無難に飽きの来ないカラーだと思います。
ARLはもちろん手作りのため個体により若干ですがサイズが異なります。
普通の人には気にならないですが、(コレクターでも… )大体21cm 20.5cmくらいです。
真ん中の白のVaseだけやや小さめなのわかりますか?笑
あと白と黄色は特に汚れが目立つ個体が多いです。白と黄色だけ使い方が雑ということはないと思うのですが、たぶん使われる釉薬がほかに比べて汚れを付着しやすいのではないだろうかと思います。
その意味ではこちらの白のARLは白のコンディションの中では相対的には極上の部類に入ると思います。口先は汚れは認められますが、ボディの状態が極めて綺麗です。
でもこういうのは、なかなか専門家にならないと状態が判定が難しいので、わからないことがあればなんでも聞いて頂ければと思います。
私もリーバイスのデニムとかわからないので、グンナーニールンドでわからないことがあれば是非お気軽にご相談くださいませ。
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